先月下旬から富山市の富山城址公園の堀でサギの死骸が大量に見つかっています。

市では暑さによるストレスが要因で死んだものと見ています。

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サギの死骸が見つかったのは富山城址公園の東側の堀で先月28日に2羽が死んでいるのを公園の管理事務所の担当者が発見しました。

その後、死骸は5日連続で見つかっていて、富山市によると2日までに71羽の死骸を回収したということです。

富山市では先月30日に最も多い、40羽の死骸を回収した際、鳥インフルエンザの簡易検査を行った結果は陰性だったということです。

サギが死んだ原因について、市が富山市ファミリーパークに問い合わせたところ、サギ類には汗腺がなく、体温調整が難しいため、連日の暑さがストレスとなり死んだと見られると言うことです。

富山城址公園では、公園の石垣にある松やサクラの木に今年の春からサギ類およそ100羽が巣を作っていたということです。

富山市では城址公園や堀周辺での確認を続けるほか、県に依頼している鳥インフルエンザの詳細な検査結果を待ちたいとしています。

富山テレビ
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