プロバスケットボールB2リーグの「福井ブローウィンズ」の昨シーズンの経済波及効果は約28億円に上りました。この数値化しにくい価値「にぎわい」や「感情の盛り上がり」を見える化しようというユニークな授業が16日、福井大学で開かれました。
福井大学は起業家精神を学ぶ授業の一環として、チームのオーナー企業で通信サービスの「オールコネクト」と連携して初めて開きました。
16日は3年生を中心に約200人が参加し、グループに分かれてブローウィンズがまちや人に与えるプラスの効果について、学生ならではの目線で仮説も交えて意見を出し合いました。
<学生の意見発表>
「選手の髪型を見てモテようとして…、美容室がもうかっているかも!」
「外国から来た人が試合を見て海外で情報発信、日本との交流が広がったかも」
今後学生たちは、こうした効果を数値化する手法や結果をまとめ7月の授業で発表します。
将来的には、調査を長期的に継続することで、地域活性化に向けて民間や大学、行政が活用できる地域のデータを蓄積していきます
