独立プロ野球『火の国サラマンダーズ』は5月10日にリブワーク藤崎台で行われた試合に、台湾プロ野球『楽天モンキーズ』の公式チアリーダー『楽天ガールズ』が駆け付け、会場は大いに盛り上がった。
台湾でも人気が高い『楽天ガールズ』
楽天ガールズの筠熹(ユンシー)さんは「熊本には初めて来て、いっぱいファンも来てくれて、ありがとうございます。きょうは色々なパフォーマンスと応援を準備していますので、皆さん一緒に最後まで盛り上がりましょう」と呼び掛けた。

国際大会、プレミア12の優勝などで野球熱が加速している台湾。中でも日本の楽天グループが所有する『楽天モンキーズ』と公式チアリーダー『楽天ガールズ』は高い人気を誇る。

今回は4人の楽天ガールズがサラマンダーズとのコラボのため来日。直接サラマンダーズのファンではない層にも、今回のマーケティングが刺さったようだ。

埼玉からの観客は「去年実は4回、台湾に行って、彼女たちを観に。こんな近くで(うれしい)。台湾の球場でもこの距離ではないですから。〈もう、どうしましょう〉って感じかな」と、台湾でも体験できない魅力が熊本にはあったようだ。
会場は今季最多の3096人が入る
試合の途中には、楽天ガールズとサラマンダーズの公式チアユニット『サリーズ』がコラボしてダンスを披露。会場と一体になった応援に、今季最多3096人のファンは大いに盛り上がった。

香港からの観客は「気分はにぎやか(楽しい)ですね。この球場は、台湾のチアリーディングメンバーとの距離感が(現地より)もっと近いですね」と、十分楽しめたようだ。

試合は5回にラストバッターの薗。1番・古屋の連続タイムリーなどで一挙3点を挙げたサラマンダーズがそのまま逃げ切り3対0の完封勝ち。

台湾とのコラボを仕掛けた野島雄大社長も手ごたえを感じたようで、「(今後)台湾から移り住んでくる方たちも、たくさんいらっしゃると思いますので、そういう方たちと熊本に住む人の交流の拠点となるような球場になればいいなと思いますし。チアの皆さんのみならず、台湾のプロ野球チームに熊本に来てもらって、試合を(開催)したいなと思っています」と話した。
(テレビ熊本)