ハンドボールの国内最高峰リーグ「リーグH」です。2025年2月にオープンしたあなぶきアリーナ香川で初めて試合が行われ、香川銀行シラソル香川が白星を飾りました。

新しいアリーナでの初めての試合、無料で招待されたファン1762人の声援を背に香川銀行シラソル香川はプレーオフ進出へ負けられない一戦です。

今シーズン残り3試合で11チーム中6位につけるシラソル。プレーオフ圏内の5位のチームとは得失点差で争っていてより多くの得点が求められます。

序盤から得点ランキング3位の岡田彩愛(24)を中心に得点を重ね、リーグ最下位の大阪を相手に前半を9点リードで折り返します。

後半も攻撃の手を緩めないシラソル。徹底マークを受ける岡田は、今度はアシストで味方の得点をお膳立てすると守備ではキーパーの下馬場燎(24)が好セーブ、満員の会場を沸かせます。シラソルは相手に一度もリードを許すことなく35対25で勝利し、3連勝で新アリーナでの初陣を飾りました。

(香川銀行シラソル香川 20 下馬場燎選手)
「「堅守速攻」という自分たちの持ち味の形に持っていくことができ、試合を優位に進められたので良かった」

(香川銀行シラソル香川 23 岡田彩愛選手)
「どこからでも点が取れるチームが強いので、そこを意識しながらいろいろなところからきょうは点が取れたので良かった」

シラソルはこれでプレーオフ圏内の5位に浮上。次の試合は5月17日、アウェーで8位の名古屋と戦います。

(シラソル香川ファン)
「みんながシュートを決めてすごかった」
「観客人数が多かったので盛り上がった」
「絶対2試合勝ってプレーオフ進出してほしい」

(香川銀行シラソル香川 亀井好弘監督(60))
「選手から、どこを向いても観客が見える素晴らしいアリーナ。自分たちの強みの「守って走る」ということはぶれずに、残り2試合戦っていきたい」

岡山放送
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