ロシアのプーチン大統領は、ウクライナとの和平交渉をめぐり、直接交渉の再開を提案しました。
プーチン大統領は11日未明の会見で「我々はいかなる前提条件もなく5月15日にイスタンブールで直接交渉を再開することを提案する」と述べたうえで、「ロシアは交渉の用意ができている」と主張。15日にトルコのイスタンブールで直接交渉を再開することを提案しました。
11日に予定されているトルコのエルドアン大統領との会談で交渉再開の機会を用意するよう求める方針です。
これに先立ち、イギリスなどのヨーロッパ4カ国とウクライナは10日、アメリカが提案した30日間の無条件停戦を12日から履行するようロシアに要求しましたが、プーチン氏はこれについては言及しませんでした。
アメリカはロシア側が拒否した場合には追加制裁を科すと警告していてロシアの対応が焦点となっています。