茨城・水戸市の住宅で、何者かが車をパチンコ玉で狙い撃ちしたとみられる器物損壊事件が発生した。被害者宅ではこれが4回目の被害で、車の修理費や防犯対策に50万円以上かかったという。
車に“謎のへこみ”不安抱える被害者
茨城・水戸市の住宅で2日、訪問した取材班が撮影したのは、何者かにつけられたという車のボンネットのへこみだった。

住民の1人である夫はボンネットの真ん中あたりを指しながら、「ここらへんなんですけども、へこみがありまして…これは誰かからやられた被害になります」と説明した。
また、妻は被害を受け、「私も日中、子どもと家に2人でいて、何かされるんじゃないかと、すごく恐怖で…」と語っている。
深夜に現われた不審者…パチンコで破損か
被害者宅では4月29日午前2時半頃、不審な人物が防犯カメラに撮影されていた。防犯カメラの右側から徒歩で現れたのは、マスク姿の人物。

マスク姿の人物が自宅前を左に曲がり姿が見えなくなると、「ガシャン」と突然大きな音が鳴った。

そして足早にその場から立ち去っていった。
しかし、どのようにして車に傷がつけられたのか。

被害者宅の夫:
パチンコ玉が(庭に落ちて)あるので、それが多分犯行に使われたと思う。パチンコ玉を飛ばす道具でやられたのではないのかなと思います
過去にも繰り返された“器物損壊”
実は、こうした被害はこの日だけではないという。
ーー今回が初めてではない?
被害者宅の夫:
そうですね。4回目になります
被害者によると、去年3回、運転席の窓ガラスやテールランプを割られる被害があったという。

被害者宅の妻:
直すお金もかかりますし、精神的にも本当につらいのでやめていただきたい
被害者宅の夫:
犯行に使われたのが全部パチンコ玉だと思うので同一人物ではないかと警察の方も言ってました

車の修理や防犯対策などにかかった費用は約50万円で、被害者は今回の被害についても警察に被害届を提出しているという。
(「イット!」 5月6日放送より)