北海道で、前方ナンバープレートのない車による危険運転の様子がカメラに捉えられた。車はウインカーを出さずに車線変更し、制限速度を大幅に超えて走行。そのためらいない様子に恐怖を感じているという。一方、大阪府では、急ブレーキを繰り返す危険な“あおり運転”がカメラに記録されている。
“ナンバーなし車”が危険運転
北海道・千歳市で4月15日午前9時頃、走行中の撮影者が目にしたのは、後方を走る黒い車への違和感だった。
当時について撮影者は、「おかしいな。なんか違和感、感じるなと思って…」と何かがおかしいと感じていたと話した。

黒い車は速度を上げ、左側の車線から追い抜いていった。撮影者は、「ぱって見たら…ナンバーないじゃん」と違和感の正体に気がついたと語っている。
撮影者が感じていた違和感の正体は、車にあるはずの「前のナンバープレート」がないことだった。
しかも、撮影者は見た目だけではなく、運転にも異変を感じたという。

撮影者は、「ウインカーも出さずに車線変更して…」と黒い車は車線変更した際に、ノーウインカーだったと指摘。
さらに制限速度50kmの道路を、「80から90kmくらい出てたんじゃないかなと。かなり超過してるんですよね」とスピード違反していたのではと推測している。
また、黒い車を運転していたのは50~60代の男性だったという。危険運転を目の当たりにした撮影者は、「運転が荒いんで怖かった。ナンバーもない車に正直走ってほしくないなと」語っている。
繰り返されるあおり運転…あわや衝突寸前
大阪・吹田市で4月19日午後11時過ぎ、「走ってほしくない」と感じさせる車がカメラに撮影されていた。

当時、撮影者の前を黒い車が走っていたときだった。突然、隣の車線を走る白い車の前に強引に割り込み“あおり運転”を仕掛けてきた。
さらに黒い車は進行を妨げるように急ブレーキをかけていた。白い車も思わず減速し、衝突を回避した。

その後も黒い車は走行を邪魔するかのように何度も急ブレーキを繰り返し、あおり運転を続けていたという。
撮影者は、「その後の暴走している証拠もあるので、自首してほしい」と語っている。
(「イット!」 5月6日放送より)