広島市で17日、多くの車が行き交う車道の真ん中を走る自転車がカメラに捉えられた。運転していたのは若い女性とみられ、周囲の車が自転車を避けて走る中でも悪びれる様子はなかったという。一方、さいたま市ではスマホのながら運転をする自転車と自動車がぶつかりそうになった瞬間が撮影された。
車道の真ん中を走る自転車に驚き
広島市で17日午後6時過ぎ、多くの車が行き交う道路で撮影されたのは、目を疑う自転車の行動だった。目の当たりにした撮影者は、「何してんのあの人?何してんの?」と繰り返していた。

そう口にするのも無理はない。なぜか自転車が車道の真ん中を走っていたのだ。
撮影者は、「結構衝撃的なというか疑問だらけ。(運転していたのは)20~30代ぐらいの若めの女性でした」と話している。

車が自転車を避けながら走り抜けていく中、問題の自転車は悪びれる様子もなく、そのまま走り続けていたという。
撮影者は自転車の運転手に対し「大きいトラックも通る道で、下手したら命の危機はあるので、危機感足りてないのかなと。事故の被害者や加害者になる前に、しっかりとルールを学習してから走ってほしい」と語っている。
スマホながら運転の自転車に“ヒヤリ”
一方、さいたま市北区でも22日午後8時過ぎ、交通ルールを無視した危険な瞬間がカメラに捉えられた。
撮影者は、「スマホながら運転の自転車に遭遇しました。危ねぇなって思って…ぶつかんないでくれよと思って、それで止まった。やっぱ嫌ですよね、車傷つけられちゃ」と語っている。

運転中だった撮影者が左折すると、スマホを片手に自転車に乗る人物がこちらへ向かってきたという。
当時の状況について撮影者は、「怖いは怖いですよ。目の前からチャリンコとはいえ、突っ込んでこられたら…。あと30秒もし(自分が)早かったらぶつかった可能性があるよね」と話した。
自転車の人物はスマホに夢中だったのか、車に気がつくと、ペダルから足が外れるほど驚いていたという。

そして、両手でハンドルを握り会釈をして走り去っていった。
自転車の人物に対し撮影者は、「スマホ見て、勝手に痛い思いをするのは構わないけど、周りの人間を巻き込むのは勘弁してほしいね」とコメントした。
(「イット!」 4月28日放送より)