日本サッカー協会の宮本恒靖会長が5月7日と8日の2日間、熊本を訪れサッカー振興などについて意見を交わした。宮本会長は、「県内に新たな専用スタジアムができれば、よりサッカー文化が根付くのではないか」などと述べた。
「よりサッカー文化が根付くのでは」
日本サッカー協会の宮本恒靖会長は、5月7日に熊本県や嘉島町、熊本市のトップを相次いで訪問し、県内のサッカー振興やスポーツでの地域活性化などについて意見を交わした。

宮本会長は自身が中学生の時にサッカー教室で刺激を受けたエピソードなどを披露し、大西熊本市長に今後も「一流の選手に触れる環境を子どもたちに提供してほしい」と述べた。

また、さらなる地域振興のために、交通アクセスのいい専用スタジアムの必要性についても「(熊本は)サッカー好きな人がたくさんいると思うし、そういう土壌があって、もしかしてもっと観戦環境がよくなることが未来に起これば、もっともっとサッカー熱が高まってより熊本にサッカー文化が根付くのではないか」と述べた。
『COSMOS』を視察し保育園児とも交流
また、8日朝は嘉島町にある熊本県フットボールセンター『COSMOS』を視察。グラウンドや施設内にあるカフェを見学した後、併設されている保育園を訪れ、園児たちと交流した。

園児たちは「サッカーボールありがとうございました!大切に使っています」と、大きな声で感謝を述べた。その後、宮本会長は熊本県サッカー協会の役員らと意見交換した。
(テレビ熊本)