8日、天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが大阪・関西万博の会場を訪問されました。

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集まった人たちからの歓声に、笑顔で手をふり、こたえられた愛子さま。
会場内では、愛子さまが通られる場所に 多くの人が集まり、“愛子さまフィーバー”が起きていました。

中には、愛子さまの姿をひとめ見ようとパビリオンの予約時間ギリギリまで、粘る人も。

今回の万博のシンボルである「大屋根リング」を見学された愛子さまは、「釘を使わずに挿し込んでいるんですね」と工法についてご質問。

大屋根リングの一部に、東日本大震災の被災地・福島県の木材が使われていると説明を受けると「復興のために良いですね」と話されました。

さらに、皇后雅子さまと万博について話した内容を明かされる場面も…。

愛子さま:
母が一周、2kmよりも長く感じたと話していましたが、私もそう感じました。

日本館では、チューブの中で光を効率的に吸収しながら、少量の水で藻類を育てることのできる「藻のカーテン」という装置をご見学。

エネルギーの未来を考える「電力館」では、たまご型のデバイスをセットし、アトラクションにも挑戦されました。

ボランティアに興味

今回、開会式で挨拶を務められた天皇陛下が初めて万博を訪問されたのは、1970年の大阪万博でした。

当時10歳だった天皇陛下は、アメリカ館のアポロ11号の月面着陸シーンを再現したコーナーで、宇宙に興味を持たれいろいろと質問されたといいます。

それから55年。
愛子さまは、勤務先の日本赤十字社が運営するパビリオンで、災害現場や紛争地域での活動を紹介する展示をご覧になり、万博で働くボランティアの人たちにも興味を持たれていたといいます。

フジテレビ皇室担当 橋本寿史解説委員:
(今回の万博で)「ボランティアはどのくらいいらっしゃるんですか?」というような質問をされていたということです。(勤務先の)赤十字でも、ボランティア(課)のお仕事をされているので、ご興味をお持ちなのかなと感じました。

愛子さまは、9日も万博会場を訪問される予定です。
(「サン!シャイン」 5月9日放送)