5月8日、岩手県釜石市沖の海上で、体内にガスが充満している状態で漂流しているクジラの死骸が見つかりました。
釜石海上保安部は、破裂するおそれがあるとして船舶に注意を呼び掛けています。

5月8日午後2時15分ごろ、岩手県沿岸を航行していた釜石海上保安部の巡視艇「きじかぜ」が、岩手県釜石市死骨埼の南東約3kmの海上で、クジラの死骸を発見しました。

釜石海保によりますと、クジラは全長約10m、幅約2mの大きさで、腹を上にして水面上に約2m露出している状態だということです。

死骸が膨らんでいる状態だったことから、クジラの体内にはガスが充満しているとみられています。

このため釜石海保は、クジラの死骸が破裂するおそれがあるとして、付近を航行する漁船に向けて、死骸に近づかないよう注意を呼び掛けています。

また、クジラの死骸が定置網などの漁業施設や沿岸に漂着しているのを発見した場合には、釜石海保に通報するよう呼び掛けています。

岩手めんこいテレビ
岩手めんこいテレビ

岩手の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。