大型連休中に車で遠出を予定している人も多いのではないだろうか。この大型連休に“タイパ”いわゆるタイムパフォーマンスを意識して、より充実した旅を楽しめる方法を紹介する。
人気店の油揚げ使用した“油揚げドッグ”
春の大型連休は車で新潟県内を巡る人も多いと思うが、今回、高速道路のPAやSAに着目!
やって来たのは、北陸自動車道・上りの『栄パーキングエリア』。フードコートで食券を購入し、待つこと5分。
提供されたのは、ホットドッグならぬ〈栃尾の油揚げドッグ 1本1480円/ハーフ650円〉。切り込みを入れた油揚げの中に大きなソーセージが4本入っている。

栄PA上りの星野明浩副店長は「見てびっくりしてもらおうと、お客様にインパクトを与えるような商品を作りたくて」と商品開発の理由を説明する。
使用しているのは、長岡市栃尾の人気店・毘沙門堂の油揚げ。この油揚げにたっぷり塗るのは、マヨネーズとケチャップを合わせた特製オーロラソースだ!
そこに油揚げのお供としては定番のネギとカツオ節を乗せてソーセージと一緒に挟めば完成。

まろやかなオーロラソースにネギがさっぱりとしていて食べやすく、新感覚のおいしさだ。
星野副店長は「栃尾の山のほうに行かないとなかなか買えない毘沙門堂の油揚げだが、栄の上りのお店に行くとおもしろいものがあるよと、仲間でわいわいと楽しんでもらえればと願っている」と話す。
ご当地グルメ・洋風カツ丼がハンバーガーに!
続いて車を走らせること30分…関越自動車道・上りの『越後川口サービスエリア』に到着。
大型連休には1日8000人近い人が立ち寄るというこちらで人気なのが〈洋カツ米米バーガー 600円〉。長岡のご当地グルメ・洋風カツ丼をハンバーガーにアレンジしている。

しかし、洋風カツ丼に欠かせないご飯が見当たらない…スタッフの折田奈緒美さんは「魚沼産のコシヒカリとお肉を練り合わせて作ったカツ」とその正体を明かす。
ご飯が練り込まれたカツには、洋風カツ丼のソースに加えマヨネーズとたくあんをあえた“マヨたく”を合わせている。

カツはコメの粘り気と食感を感じることができ、コメ特有のもちっとした食感とたくあんのシャキシャキとした食感を楽しむことができる。
ハンバーガーを片手に、雄大な信濃川と越後三山を望むことができる展望台でホッと一息つくことができそうだ。

折田さんは「高速道路を降りなくても、地域のグルメを楽しめる。良い景色を見て、おいしいものを食べて、また先へ進んでもらえれば」と話す。
多くのご当地グルメと出会えるサービスエリアに立ち寄れば、目的地に向かうまでの移動時間も旅の1ページとして思い出に残せそうだ。
(NST新潟総合テレビ)