いよいよ迎えるゴールデンウイーク。

札幌市の定山渓では、温泉以外も楽しめるスポットが続々と登場している。

札幌定山渓温泉に新たな温泉施設誕生!

最初に訪れたのは、定山渓を代表する旅館・翠山亭の隣に4月にオープンしたばかりのこちらの温泉施設。

入り口に謎めいた『Q』の文字。一体どんな施設なのか。
 
「『Q』というのは休日のクオリティをちょっとでも上げたい第一寶亭留が新しくオープンした場所」(第一寶亭留 大島彩乃さん)

高級旅館・翠山亭など道内に10の温泉宿を展開する第一寶亭留が、定山渓で新しい宿泊の仕方を提案しようと新たな施設を開業した。

「こちらが休日ビルヂングの目玉となる【ザ ラウンジ デイ オフ】という場所でございます」(大島さん)

40席ほどあるカフェスペースに、景色を楽しみながら寝ころんで休憩できる場所まであって癒される雰囲気満載だ。

印象的な「Q」の文字
印象的な「Q」の文字
この記事の画像(6枚)

「温泉の施設でくつろぐ過ごし方は、メジャーな気がするんですが」(狐野アナ)

「1泊2日の旅行って非常にハードルが高いなと思っているんですが、お部屋を取らずに朝までゆっくりお過ごしいただけます」(大島さん)

温泉や食事を楽しみながら、この素敵なラウンジで朝まで過ごすこともできる。

「お風呂上りくつろいで、眠たいなか夜中帰らないといけないのはちょっと大変ですけど、ここだと朝まで?」(狐野アナ)

「このぐらい気軽に定山渓で泊まれることはないと思うので」(大島さん)

時間を忘れてくつろげる
時間を忘れてくつろげる

遊び心満載!こだわりの大浴場

キュートなのれんをくぐって大浴場へ―。

「洞窟のなかにいるかのようなシックな雰囲気がたまらない!あ~気持ちいいですね」(狐野アナ)

体がポカポカと温まりやすい泉質で、第一寶亭留が定山渓に所有する3本の源泉をブレンドしたお湯。

この大浴場には様々なこだわりが。

例えばこちらの寝湯。実は快適に過ごすために、すごく考えられている。

「耳にお湯が入ってこないんですよ。首も全然痛くない」(狐野アナ)

秘密は背中の傾き。長く温泉を楽しめるよう、体に負担のかからない角度に計算されている。

このほかにも、立ったまま入れる水風呂。そして、温泉に入りながら楽しめるオセロもあるなど、遊び心満載だ。

目を引くデザインの暖簾
目を引くデザインの暖簾

湯上りの食事にもこだわりが。

「こちらは『休日たらこ』でございます」(大島さん)

まるでお花畑のような美しい一皿。

食事は、第一寶亭留を代表する和食料理人とイタリアンシェフがタッグを組んで開発した優しい味わいが特徴のパスタメニュー。

たらこ麺に色とりどりのハーブや特製バター、豆乳と白だしの泡を絡めていただく。

「温浴施設といえばカレーとかラーメンっていうパンチのある食事が多いが、休日にゆっくりと自分をいたわる時間をお過ごしいただきたいので味わうことをテーマにした洋麺をつくりました」(大島さん)

こだわりのパスタも楽しめる
こだわりのパスタも楽しめる

定山渓の魅力を満喫!初心者や子どもも楽しめるアクティビティ

続いてはあまり知られていない定山渓の魅力を満喫できる場所へ。

「あれって、もしかして」(狐野アナ)

「SUPになります!渓谷の中を行く川のツアーなので3歳からできます。初めてのお客さんでもできるツアーです」(野あそびベース フリルフスリフ 木村駿太さん)

体験するのは、SUPで豊平川を進むアクティビティ。

流れが穏やかなコースで、初心者や子どもも楽しむことができる。

定山渓ならではの魅力は、両側にそびえる壮大な渓谷を間近で楽しめること。

「いまは枝ですけど、これから緑がついてくるとさらにキレイな?」(狐野アナ)

「そうですね、ここが全部トンネルみたいになって。秋になると紅葉がとっても綺麗で。冬も氷瀑ができます。それもとっても見もの」(木村さん)

休憩スポットでは温かいお茶と甘いものでホッと一息。

「なんで自然の中で食べるものって何倍にもまして美味しいんですかね」(狐野アナ)

温泉だけじゃない!パワーアップする定山渓で心と体をリフレッシュしてみては?

アクティビティも楽しめるのが定山渓の魅力
アクティビティも楽しめるのが定山渓の魅力
北海道文化放送
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