アメリカ・カリフォルニア州の山中で、岩肌にしがみついたまま動けなくなった登山中の女性が救助された。幅わずか靴一足分の崖に取り残された女性は、約1時間にわたり荷物を背負ったまま耐え続けていた。足にけがを負ったものの、救助隊により無事救出。その後ヘリで搬送された。
登山中の女性が崖下でしがみつき落下寸前
アメリカ・カリフォルニア州の現場にかけつけた救助隊が撮影したのは、急斜面の岩肌に必死にしがみつく女性の姿だった。リュックにトレッキングポールを持ち、登山客とみられた。

女性が救助を待っていたのは、崖下の斜面にできていた窪みのような場所だ。女性は崖から落ちたのか、登ることも降りることもできず、救助を要請したのだった。

足元の段差は靴の幅ほどの狭さで、いつ落ちてもおかしくない極限状態だ。女性はそこで約1時間もの間、重い荷物を背負ったまましがみついていたのだった。
極限状態の女性救出…ヘリで無事搬送
隊員が到着し、女性を抱きかかえて安全な場所に運ぶさなか、恐怖に耐え続けた女性は悲鳴をあげていた。

隊員が一度、地面に降ろすとぐったりと倒れ、必死に崖にしがみつき続けて疲れ果てている様子だった。
女性は足にケガを負ったものの、休憩をはさむと救助隊と会話ができる状態まで回復。その後、ヘリで引き上げられ、無事に救助された。
(「イット!」 4月24日放送より)
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