3月、岡山市で発生した大規模な山林火災で警察と消防が4月22日朝から火元とみられる場所で実況見分を行い、出火原因を調べています。

(竹下美保記者)
「消防と警察が山林火災の現場に入っていきました。現場の確認が始まります」

岡山県警の捜査員や岡山市消防局の職員らが午前9時半ごろから実況見分を行っています。岡山市南区飽浦の山中にある空き家付近が火元とみられていて、全焼した空き家や倉庫の焼け方などを調べています。

3月23日に岡山市南区を中心に発生した山林火災では焼失面積が約565ヘクタールに上り、記録が残る中で岡山県内では過去最大となりました。ケガをした人はいませんでしたが、空き家と倉庫、合わせて6棟が焼けました。

実況見分は今後も必要に応じて行われ、警察が火元や出火原因を調べています。出火原因については、高齢の男性が伐採した木を燃やしていた際に火が山林に燃え移り、広がった可能性があるとみられています。

岡山放送
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