岡山県北のサクラシーズンを締めくくる遅咲きの桜です。津山市の阿波地区で一本桜「尾所の桜」が2025年も見事な花を咲かせました。
鳥取県との県境に近い津山市北部の阿波地区、標高500メートルの山あいに根を張る一本桜、「尾所の桜」です。推定樹齢580年、幹の高さは14メートル。枝は、四方に20メートル張り出し、県内で最も大きいヤマザクラとされ、県の天然記念物にも指定されています。
花は4月19日に満開を迎えました。開花と同時に赤褐色の葉を付けるのが特徴で、県北に花見シーズンの終わりを告げるサクラです。
(訪れた人は…)
「毎年来るが(2025年も)きれい」
「色も白くて魅力がある」
地元の人によりますと花は、あと2日ほど楽しめるということです。