総務省によりますと、返礼品として地元産コシヒカリを提供している岡山県吉備中央町が、2024年度、コメ生産者に対して代金とは別の「支援金」を上乗せして支払っていました。
コメ価格高騰が続く中、60キロあたりコメ代1万1000円に対して支援金は1万円だったとしています。返礼品を調達する費用は法律で寄付額の30%までと定められていて、今回、コメ代と支援金を合わせた2万1000円を調達費用と捉えると約48%となり上限を超えています。
総務省は今後、町に詳しい報告を求めますが、基準違反に当たる場合は制度から町を除外することも視野に入れ、対応を検討することにしています。