見ごろを迎えた山形県内の「桜スポット」を紹介する1回目は、満開を迎えた山形市の霞城公園。4月14日夜、夜桜を見に多くの人が訪れていた。

山形城址を囲むお堀沿いに見事なサクラ
県内有数のサクラの名所・霞城公園の東大手門。
光で照らされ暗闇に浮かび上がるサクラは幻想的だった。

孫と一緒に訪れていた人は、「孫と妻と来た。格別ですよ。きれい」と話し、生まれたばかりの子どもを連れた家族も、「この子が生まれたから、今回は見せてあげようと思って来た。霞城公園はサクラの木が多くてきれいだと知っていたので、来られて良かった」と話していた。

山形商業ソフトボール部:
私たちは山商ソフトボール部です。明るくて元気なのが私たちらしさ。(Q.サクラとどっちが輝いている?)多数決とるよ、自分たちだと思う人、ハーイ!
花見に人間模様が浮かび上がる
山形城址の霞城公園はお堀に囲まれていて、その堀沿いを中心にライトアップされたサクラは約200本。
夜桜を見ようと訪れた人の中には、これから本格的に始まる新生活への思いを新たにする人もいた。

大学生:
大学の“台湾研修”に行った人たちの集まり。就活・進路に向けていろいろ動いている。学校も卒業に向けてやることがたくさんある。一つずつこなして頑張りたい。

山形市内から毎年花見に来ていると話してくれた家族は、サクラを見る回数が増えるごとに、子どもたちが成長していく…。「小学校で頑張りたいことは勉強!」と元気に話してくれた子の成長がますます楽しみ。
さまざまな人間模様を垣間見ることができた霞城公園の夜桜だった。

霞城公園の桜のライトアップは午後6時~午後10時まで。山形市は、ライトアップの終了の時期を「サクラが散るころまで」としている。
(さくらんぼテレビ)