高松市発祥のスーパー「マルナカ」の創業者、故・中山芳彦さんの思いを継ぐ公益財団法人が、香川県内の高校生20人を夏休みにイタリアに派遣することになり、参加する生徒の募集を始めています。
この派遣事業は国際交流などを目的に、2025年2月に発足した高松市の公益財団法人「中山芳彦香川イタリア交流財団」が地域貢献の一環で初めて行うものです。
派遣期間は2025年7月24日から31日で、ミラノとボローニャの間にある都市パルマで、パスタや生ハムなどの食品工場を視察するほか、フィレンツェでオペラ劇場や美術館などを巡り、現地の芸術に触れるなどのスケジュールが組まれています。
応募できるのは県内の高校、高等専門学校に通う3年生までの生徒で、航空運賃や現地の滞在費、保険料などは無料ですが、パスポートの交付費は参加者負担となっています。
希望する人は学校経由(学校を経由しない応募は不可)で、志望動機などを書いた1200字までの作文を提出する必要があります(5月15日必着)。その後、面接試験を行い、合格者を決めることにしています。
【問い合わせ】
中山芳彦香川イタリア交流財団(マルナカホールディングス内)
087(831)2011