倉敷市の小学校では4月9日に入学式が行われ、新1年生に地元特産のスイートピーが配られました。
色とりどりのスイートピーが新入生を出迎えます。倉敷市船穂地区では、特産のスイートピーを子供たちに知ってもらおうと30年以上前から地元の小学校に入学する新1年生にスイートピーの花束を贈っています。
このうち船穂小学校では、生産農家が新1年生80人にお祝いのメッセージカードと一緒にスイートピーの花束を手渡しました。
(新1年生は…)
「(Q:花束をもらった感想は?)とてもうれしかった。テストで100点取りたい」
(船穂町農業後継者クラブ 高見宗太郎会長)
「子供たちの笑顔を見るのが好きなので毎年やっていて、とてもうれしい。子供たちにスイートピーを配ったり、花育を通じてスイートピーの魅力を知ってもらえたら」
このあと体育館で入学式が行われ、小野桂校長が「元気と勇気を持って大きな声で挨拶をしましょう」と話しました。
倉敷市では9日、公立の小学校60校で入学式が行われ、約3800人が小学生の仲間入りをしました。