お盆の帰省シーズンに合わせ岡山県西粟倉村で県内で唯一となる真夏の成人式「二十歳の集い」が開かれました。

涼しげなワンピースやスーツ姿で出席した若者たち。久しぶりの再会に笑顔がはじけます。西粟倉村では県内で唯一、毎年8月15日に、「二十歳のつどい」を開いています。

2025年の対象者は18人でそのうち13人が出席しました。代表して、大学生の國里凌央さんが「家族や地域の方々に感謝し西粟倉村で学んだことを胸に次の世代を支える大人になりたい」と決意を語りました。会場のスクリーンには中学校の卒業式で撮影した写真や当時、将来の夢などを語ったビデオが映し出され和やかな空気に包まれました。

(参加者)
「節目の歳を迎え、うれしい。暑いが、帰るタイミングなので、夏の成人式はとてもいい。」
「西粟倉村で育ててくれた人たちに、感謝の気持ちでいっぱい。」
「ダンス指導者をやっている。振付を楽しいと言ってもらえるよう頑張りたい。」


人口約1300人の西粟倉村では、多くの若者が進学や就職で村を離れていますが、故郷での絆を確かめ大人へと新たな一歩を踏み出しました。

岡山放送
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