8月13日の午後、高松市の児童館で、金属パイプを使って天井からつり下げていた展示物が落下し、男子児童ら2人が軽いケガをしました。
午後2時ごろ、高松市香南町の「さぬきこどもの国」にある、わくわく児童館の天井に設置していた飛行機の模型の展示物が落下し、割れた部品が、11歳の男子児童と成人の女性に当たりました。
2人は、手や足を打撲する軽いケガをしました。展示物は金属のパイプに飛行機の模型を取り付けたもので全体の長さは約3・5メートル、重さ約30キロで、高さ8メートルの場所につり下げられていました。
香川県によりますと、昇降機を固定していた金属が切れていたということです。県は、展示物が落下した周辺を立ち入り禁止とし、ほかにつり下げられている展示物には落下の危険性がないことを確認したということです。
(さぬきこどもの国 松村登志樹園長)
「飛行機モビールが落下し、2人がけがをしたおわび、お見舞い申し上げる。原因が分かれば、県と相談して、今後の方針を立てていきたい。」
落下した展示物は、さぬきこどもの国が開園した1995年から設置され、15日の午前、展示物が設置されていた天井付近の点検を行い、落下原因を調べています。