香川県の小豆島にフェリーターミナルや移住体験施設などが一体となった新しい交流拠点が完成しました。

小豆島町の坂手港に新しく整備された交流拠点、「さかてらす」です。「さかてらす」は鉄筋コンクリート造の4階建てで、延べ床面積は約1400平方メートル。小豆島と高松市、神戸市を結ぶジャンボフェリーが寄港するフェリーターミナルとして利用されます。

また、2階には、移住や就職の相談ができる窓口が設置されたほか、島の暮らしを体験できる宿泊施設も設けられています。2025年は瀬戸内国際芸術祭の開催もあり、島の新たなシンボルとして、にぎわい作りが期待されています。

(住民)
「地元の人間としてはうれしい限り。こんなに大きな建屋ができたのは何十年ぶり」
「きれいな施設ができて少しでも移住希望者が増えるきっかけになれば」
「もっと便利になってずっと住み続けられるような島になったら」

「さかてらす」は、4月12日から運用が始まります。

岡山放送
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