コロナ禍での避難…どうすればいい?

秋田県内各地に甚大な被害をもたらした2017年7月の記録的な大雨。河川の整備状況で、共通して言えることは「絶対安全はない」ということだ。「早めの避難」を徹底する必要があるが、新型コロナウイルスの感染が懸念される中、多くの人が集まる避難所に行くのを躊躇してしまう人もいるかと思う。

どこに避難すればいいのか。そして何を備えればいいのか…防災を専門とする日赤秋田短大の講師・及川真一さんに教えてもらった。

日赤秋田短大 及川真一さん:
指定避難所、車、県外、または知人の家など避難先をそれぞれの家庭に応じて自分で判断して決めるというのが分散避難という考え方

ーー避難先で新型コロナウイルスの感染が懸念される今、避難所以外にもさまざまな避難の方法があるが避難所以外に避難した方がいい?

日赤秋田短大 及川真一さん:

どちらにもメリットとデメリットがある。指定避難所のメリットは、さまざま支援を受けることができるので、まずは指定避難所に逃げることを前提に考えた中で次の行動先を決めてほしい

ーー感染を予防しながら避難所で快適に過ごす方法はある?

日赤秋田短大 及川真一さん:
例えば、避難所であればこういったアウトドア用の簡易ベッドがあります。これを一つ持って避難所に行くだけでだいぶ変わってくる。例えばベッドにもなり、椅子にもなり、荷物置き場にもなり、かつ感染予防対策にもなる

日赤秋田短大 及川真一さん:
とても簡単に設営することができて、なおかつ丈夫な素材でできています。まずは開いてワンタッチで広がる。そして両サイドにポールを差し込むと完成

避難所で感染を予防するポイントは、生活スペースと床との距離をとること。ウイルスは靴などについたまま外から持ち込まれる可能性が高く、床に触れずに過ごすことが大切。食事の時は工夫もできる。バッグの中身は?

日赤秋田短大 及川真一さん:
椅子が2脚とテーブルが入っています。避難所で食事をする時に感染予防のためこのようなものがあると便利

携帯用のソーラーパネルと蓄電器も便利だ。ソーラーパネルに直接携帯電話をつないで充電したり、貯めた電気を使ってお湯を沸かしたりすることもできる。

普段と変わらない生活とまではいかないが、万が一避難生活を強いられた時、少しでも不安やストレスを和らげられるかもしれない。

(秋田テレビ)