バレーボールSVリーグ。リーグ12位の岡山シーガルズは2月22日・23日に、ホームで日本代表選手らを擁する3位のNECレッドロケッツ川崎を迎え撃ちました。

相手はリーグ2連覇中の女王、NEC。スタメン6人のうち5人が国の代表経験を持つ攻撃的なチームに対し、シーガルズは粘りのバレーで応戦します。

第1セット、強烈なスパイクをリベロの城戸陽菜(20)がレシーブ!左利きのアウトサイドヒッター小松原凛香が決め、最初のポイントを取ると、キャプテンの金田修佳が鋭いスパイクで得点します。

しかし、NECのエース・佐藤淑乃の強打などに苦しめられ、シーガルズは第1セットを奪われます。

第2セットも劣勢に立たされますが、シーガルズがつなぎで見せました。城戸がコートの外から高々とボールを上げると、

(実況)「金田が決めました!」

後輩の頑張りにキャプテンが応え女王に食らいつきます。その後もつなぎが光りましたが、決定力で勝るNECに一歩及ばず。シーガルズはストレートで敗れました。

SVリーグ女子 第5節 GAME1
NECレッドロケッツ川崎 3(25-19、25-17、25-20)0 岡山シーガルズ

(岡山シーガルズ 11 L 城戸陽菜選手)
「守りに関しては自分が指示するくらいでないと良いレシーブ良い粘りは生まれないと思う。簡単には負けられないという姿を全員が見せて頑張りたい」

また、この日はSVリーグで初めて、試合会場でろう者による手話実況が行われました。

GAME2(2月23日)
NECレッドロケッツ川崎 3-1 岡山シーガルズ

岡山放送
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