『世界ウルルン滞在記』での「○○に出会った~」という独特なナレーションでも知られる、俳優の下條アトムさんが、1月29日亡くなっていたことが分かった。78歳だった。
所属事務所が明らかにした。

下條さんは1946年東京生まれ。俳優として「八甲田山」「八つ墓村」など多数の映画に出演。「世界ウルルン滞在記」のナレーターも務めた他、ハリウッドスターであるエディ・マーフィーの吹き替えも担当していた。

所属事務所によると、2023年9月に急性硬膜下血腫を患って以来、闘病生活を送ってきたということで、「体調が急変し都内の病院にて息を引き取りました」としている。

葬儀は、すでに近親者のみで執り行われたという。

また、下條さん自身の遺志により、お別れの会などは予定していないとしている。

プライムオンライン編集部
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