12日、宮内庁は16年ぶりにホームページの大幅リニューアルを行いました。

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以前と比べると、文字が減り写真が大きくなるなど、“見やすさ”の工夫がされており、スマートフォンの画面サイズにも対応しています。

中でも注目は、宮殿内部にある5つの部屋を撮影した360度のパノラマ画像。

天皇陛下のお誕生日会見が行われる部屋である、「石橋の間」や…。

2019年にトランプ大統領が来日した際、宮中晩さん会が開かれた「豊明殿」などを見ることができます。

今回、宮内庁がホームページをリニューアルした狙いについて、フジテレビ皇室担当の橋本寿史解説委員はこう話します。

フジテレビ皇室担当 橋本寿史解説委員:
雑誌など皇室にまつわる間違った報道なども多くあり、やはり宮内庁としての正しい情報を一般的に出していかなければいけないというふうに機運が高まりまして。
SNSの活用、そして、ホームページをリニューアルすることで、より新しい情報をタイムリーに出していけるのではないか?というふうに考えたんだと思います。

「QuizKnock」とコラボした“謎解きイベント”開催

さらに、新しくなったホームページで発表されたのは、東大卒の“クイズ王” 伊沢拓司さん率いる若者に人気の“知識集団”「QuizKnock(クイズノック)」とコラボした、周遊型の謎解きゲーム「皇居を巡る謎解きの旅 with QuizKnock」

参加者は、皇居内で一般公開されているエリアである「東御苑」内を散策しながら、10カ所に配置された謎を探し、スマホをかざして問題に挑戦します。

イベントは3月18日から開始ですが、前日の17日には、QuizKnock 伊沢拓司氏が参加するオープニングイベントが開催される予定です。

橋本解説委員によると、このようなコラボは宮内庁としては「異例」だといいます。

フジテレビ皇室担当 橋本寿史解説委員:
宮内庁がコラボするというのも、大変ケースとしては珍しいものです。
宮内庁によれば、皇室の皆様のご活動や、皇室にこれまで伝わっている文化、それから皇居、皇居といっても建物や植物などいろいろなものがありますけど、そういった皇居にまつわるものが問題になっているということです。
(「めざまし8」2月13日放送)