最強寒波の影響で、日本最南端・宮崎県の五ヶ瀬ハイランドスキー場では数年に一度の大雪になり、極上のパウダースノーが降り積もった。雪質は非常に細かく、滑りやすさと心地よさでスキーヤーやスノーボーダーに好評。加えて、天然雪が積もることで人工降雪機の利用が減少し、人件費や燃料費のコスト削減につながった。厳しい冷え込みが続いたが、寒さの恩恵もあった寒波となっている。
スキー場には嬉しい「数年に一度の大雪」

五ヶ瀬ハイランド 長田慎司副支配人:
今回の寒波で、数年に一度という大雪になっている。ゲレンデはまさに極上のパウダースノー。雪質がとても細かくてサラサラとしているので、スキーヤー、スノーボーダーの皆様から滑りやすい、気持ちがいい、というような雪質になっている。

五ヶ瀬ハイランド 長田慎司副支配人:
夜勤で数名、人工で降雪・造雪のスタッフがいるが、人員の配置も少し減らしてできている。

雪が少ない場合は、夜間に人工降雪機などを使って雪を作っているが、今シーズンは雪が降ることが多いため、夜間の作業を減らすことができ、人件費や降雪機を動かす燃料費の削減につながっているそうだ。
いっぽうで心配ごとは…道路の積雪
五ヶ瀬ハイランド 長田慎司副支配人:
理想としては、ゲレンデだけに雪が多く降ってくれれば…。

今シーズン1番の冷え込みとなる中、スキー場に通じる道路が雪で通行止めになるなどして、臨時休業を余儀なくされることもある。雪の降り方に一喜一憂する日々が続くが、スキー場の営業期間の残り約1カ月、「より多くの人に楽しんでほしい」と話す。

五ヶ瀬ハイランド 長田慎司副支配人:
朝晩が冷え込むことで、ゲレンデのパウダースノー、天然の雪が残った状態で、いい雪質のゲレンデをキープできているので、ぜひ楽しんでいただきたい。
(テレビ宮崎)
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