特殊詐欺の被害が香川県で激増しています。2024年の1年間の被害総額は6億円を超え、統計開始以降、最も多くなりました。

香川県警によりますと、県内で2024年に認知された特殊詐欺の被害件数は233件で、被害総額は約6億7700万円でした。被害総額は2023年より約4億7000万円増えていて、2003年の統計開始以降、最も多くなりました。

被害件数が最も多かったのは、「架空料金請求詐欺」で、全体の6割を占める140件。被害額が最も多かったのは「オレオレ詐欺」で約4億2900万円に上りました。

オレオレ詐欺では、警察官を装い、偽の逮捕状を見せるなどして金をだまし取る手口が増えているということです。

警察は、電話で金の話が出たら身近な人に相談するなど、詐欺の被害に注意するよう呼びかけています。

岡山放送
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