2月5日夜に開かれたサッカーJ1・ファジアーノ岡山の激励会で岡山県の伊原木知事と岡山市の大森市長が新しいスタジアムの建設に向けた支援に前向きな姿勢を示しました。

(岡山県 伊原木隆太知事)
「知事独自の応援があるだろうと、ここ1、2カ月プレッシャーを感じていた。私には予算を提案する権限がある。みんなでファジアーノを盛り上げることをお願いし、ここに誓いましてあいさつとする」

(岡山市 大森雅夫市長)
「何と言ってもこれからは試合環境を整備すること。アリーナ整備があってなかなか主体的には動けないが、相談があればできる限り頑張る」

J1開幕を10日後に控えた5日、岡山市で開かれたファジアーノの激励会で伊原木知事と大森市長が政財界の約600人を前にこのように話し、スタジアム新設に向け前向きな姿勢を示しました。

ファジアーノは2025シーズン、多くのホームゲームで満席となることが想定されることから、現在より5000人多い2万人以上が収容できる新しいスタジアムの必要性について訴えています。

(岡山県 伊原木隆太知事)
「(Q:新設に向けて支援に動き出すという認識で良いか?)実際にはいろいろなハードルがあるが、これだけ盛り上がっているのだから、どういうことをすればクリアできるのかみんなで考えていきたい」

(ファジアーノ岡山 森井悠社長)
「(発言に)驚いたのが正直なところ。地域の方々と相談していきたい」

また、6日午後、ファジアーノの木山隆之監督や新加入の江坂任選手らが伊原木知事を表敬訪問し、県民一丸となった応援への感謝の気持ちとJ1で戦う今シーズンの意気込みを語りました。

(ファジアーノ岡山 江坂任選手)
「応援してもらっていると感じているし、期待も感じるので、責任を持ってチームでまとまっていきたい」

(ファジアーノ岡山 木山隆之監督)
「知事も含めて多くの人に支援をもらっていることを改めて感じた。われわれができる最大限の勝つ努力をしていきたい」

ファジアーノのJ1開幕戦は2月15日、ホームの「JFE晴れの国スタジアム」で行われ、既に観戦チケットは完売しています。

岡山放送
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