1年間で最も活躍したアスリートなどに贈られる「香川スポーツ賞」の表彰式が1月30日、高松市で行われました。レスリングで偉業を達成した2人に贈られました。
表彰式では、高松市出身の日下尚選手に栄誉賞が、高松北高校3年の吉田泰造選手に本賞が贈られました。日下選手は、2024年夏のパリ五輪、レスリング男子グレコローマンスタイル77キロ級で金メダルを獲得。香川県出身の選手で初めて個人種目での金メダルに輝きました。
また、吉田選手は、2024年4月のレスリングアジア選手権、男子グレコローマンスタイル82キロ級に出場。17歳11カ月で優勝し、日本男子の最年少記録でアジア王者となりました。
(日下尚選手)
「香川生まれ香川育ち、うどん好きな人は大体友達。まずは試合で勝ちながら、少しでも夢を与えられる存在になりたい」
(吉田泰造選手)
「恩返しをするためには五輪優勝に向かって突っ走り続けるしかない」
2人は、次の目標に向かって気持ちを新たにしていました。
この賞はOHKなど香川県内の報道機関で作る、高松運動記者クラブが毎年、活躍した地元選手を表彰しているものです。