にっこりと笑う赤ちゃん、抱っこされぐっすり眠る赤ちゃん。

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ここは、スーパー銭湯の一角に作られた「産後ケア施設」です。

大貫詩織さん:
これは「産後ケア銭湯」といいまして、赤ちゃんを預かってその間にお父さんお母さんには、リラックスできる時間をとっていただける。

産後ケア銭湯をはじめたの、助産師の大貫詩織さんです。

赤ちゃんを生んだばかりのお母さんに“少しでも心と体を癒やしてほしい”とゆったりと過ごせる環境づくりを行っています。

大貫詩織さん:
スーパー銭湯は、産後の親御さんがなかなか“簡単にできない”ことが集まっている施設。
産後ケアをする場所として相性がいいんじゃないかなと。

この日、生後3ヶ月の赤ちゃんとやってきたご夫婦。
近くに産後ケア施設がなく、車で1時間かけてやってきたそうです。

ご夫婦:
温泉とかも子供産まれてからは行けなかったので、今日はゆっくりできたらなと

お風呂でさっぱりしたあとは、施設の食堂で昼食。
約6時間、子育てのことは忘れ、束の間の休息を満喫しました。

子育てに奮闘する親をサポートする大貫さん自身も1児の母。

自身の子育ての経験から、もっと気軽に利用できる産後ケア施設を作りたいと、銭湯への出張サービスを始めました。

「産後ケア銭湯」を通して叶えたいことは何ですか?

大貫詩織さん:
社会の中に、産後ケアが当たり前に普及して、気軽に選べるものになればもう一人いけるかな?と思えるお母さんも増えていくといいなと思います。

子育てに奮闘するすべての人に“少しでも心と体を癒やしてほしい”。

大貫さんの活動はあすも続きます。
(「イット!」1月8日放送より)