広島駅の新しい駐車場が1月15日からオープン。新駅ビル開業に先立ち、利用が始まる北口駐車場。入口の場所も変更となり、利用者は注意が必要である。
新幹線ホームと同じ高さに
地上6階建ての新しい北口駐車場は、これまであった屋上駐車場と合わせて「総収容台数752台」となる。屋上からは新幹線ホームの上にある既存の駐車場と同じ高さまで見渡すことができ、新しい駅ビル“ミナモア”やホテルグランヴィアといった建物も望める開放的な空間となっている。

特に2階部分は、新たな駅ビルや在来線改札、新幹線改札と“シームレス”につながる設計になっている。また、出入り口での渋滞を防ぐため、駐車券ではなくナンバープレートを読み取るシステムを導入している。
入口の場所は“駅西高架”の側道から!
新しい駐車場の利用にあたって、最も注意が必要なのが入口の場所だ。これまで広島駅北口の二葉通りから左折して入っていた駐車場入口は使えなくなる。

新たな入り口は、駅の西側にある高架橋に“乗らずに”側道に入ると、少し進んだ左側に設置される。

JR西日本広島駅ビル工事所の田原潤一副所長は「こちらを先行でオープンし慣れていただいて、スムーズに広島駅ビル、ミナモアの開業を迎えられればと思う」と話している。
気になる駐車料金は…
駐車料金は「30分330円」で、当日中の最大料金は通常日で1600円となっている。
この新しい駐車場は、3月末に控える新駅ビルの開業に向けた重要な一歩だ。今後の広島駅周辺の開発からまだまだ目が離せない。
(テレビ新広島)