玄関前に置くことで“家の中への浸水”を防ぐだけでなく、洪水の際に懸念されるトイレや風呂場、洗濯機などの排水口からの“水の逆流”を防ぐこともできるのだという。


草加市はこの「水のう」について、HPに『水のうで我が家を守ろう! ~家庭での簡易水防~』と題した資料を公表し、活用を呼びかけている。
「家庭用ゴミ袋」と「水」だけで作れる
作り方は簡単。
用意するのは、「家庭用ゴミ袋(45リットル程度)」と「水」だけ。

まず、ゴミ袋を2重にし、中に半分程度の水を入れる。

そして、袋の中の空気を抜いて、口を結べば、完成。

水を入れるときにホースを使えば、「水のう」を設置したい場所で作成可能で、運搬が不要になるため、より便利だという。
より強固な「止水壁」も作成可能
さらに「水のう」に段ボールを組み合わせると、より強固な「止水壁」を作ることもできる。
まず、段ボールを用意し、設置したい場所に並べ、「水のう」を作る。
そして、段ボールいっぱいに「水のう」を詰め、段ボールのふたを閉めたら、「止水壁」の完成。

これを玄関前に置くことで“家の中への浸水”を防ぐことができる。