静岡県で、レンガに囲まれた“小さな公園”がカメラに捉えられた。幅、約50cmの中にあるのは小さな植栽とベンチのみ。人が座ると簡単にはみ出す大きさだ。この公園は自称“世界一小さな公園”として人々に知られてきたが、この度ギネス認定を目指すことになった。

超ミニサイズ!静岡に小さな公園

静岡・長泉町の道路沿いで9日、取材班が撮影したのは、ある“自称・世界一”だ。

道路沿いの敷地にぽつんと置かれたレンガの囲い
道路沿いの敷地にぽつんと置かれたレンガの囲い
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そこにはとても小さい四角いスペースの中に、緑の植栽とベンチが一つだけ置かれていた。レンガで囲まれたわずかなスペースだが、ここはなんと、とっっっても小さな公園だ。

実際にベンチに座った取材スタッフ
実際にベンチに座った取材スタッフ

その幅、約50cmとベンチに座ると、足が公園から出てしまう大きさだ。

通りかかった2人の住民に話を聞いて見ると、「えー!ベンチなの!?」「そう。公園になってるの」と驚き、聞き返す様子だった。

しかし、公園だと知っていた女性も囲まれたスペースの中の一部がベンチだとは思っていなかったようで、「これが座れるとは思わなかったね」と驚いていた。

真の世界一を目指す小さな公園

この世界一小さな公園は、実はあくまで“自称世界一”だ。

ギネス登録済みなのはアメリカにある「ミル・エンズ公園」
ギネス登録済みなのはアメリカにある「ミル・エンズ公園」

現在、“世界一小さな公園”としてギネス記録に認定されているのは、アメリカ・オレゴン州のミル・エンズ公園で、面積は0.29平方メートルとなっている。一方、静岡の“自称”世界一は、0.24平方メートルだ。

世界一を目指す静岡県の小さな公園
世界一を目指す静岡県の小さな公園

ということで町は、ギネス世界記録に挑戦し、真の世界一を目指すことに決めた。

近隣に住む住民は、「世界一!やったー!金メダルですよ!世界一小さい公園を曲がってとか、道の説明に使えますよ」と嬉しそうに話していた。

測量などの申請が通れば、2月にも正式にギネス登録を受け、堂々と世界一小さな公園を名乗ることができる。
(「イット!」 1月9日放送より)

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