2024年12月、大分県のレゾナックドーム大分で特別な一戦が行われた。大分トリニータの創設30周年を記念したメモリアルマッチが開催され、歴代の選手たち総勢55人がドームに集結した。レジェンドたちの白熱した戦いを実況風にたっぷりと伝える。
大分トリニータの歴史を彩ってきた総勢55人が集結
いよいよ始まる、大分トリニータのメモリアルマッチ!
これまでクラブの30年の歴史を彩ってきた22歳から66歳までの総勢55人のレジェンドたちが大分市のレゾナックドーム大分に集結。
伝説の一戦のキックオフ!この試合は前半後半30分ずつで行われる。
ここは、2012年のJ1昇格にも貢献したチェ・ジョンハンから…ブラジル人ストライカー、マグノアウベス!
いや、西川周作止めた!宇佐市出身の元日本代表、笑顔の守護神が見事なシュートセーブを見せた。
前夜祭のサプライズ発表に会場が沸く
さて、熱戦が続いていますが、ここで一旦、前日の前夜祭の模様を紹介。
ファンボ・カン監督ーー
「大分トリニータのこれからの発展と未来のために乾杯!」
約200人のサポーターがレジェンドたちと交流を深めた前夜祭。
この中では、サプライズが…
「来シーズン15年ぶりに大分トリニータに復帰します」大分市出身で元日本代表の清武弘嗣選手の完全移籍が発表された。
さらに西川周作選手も、スピーチで「僕はまだまだサッカー頑張るんですけど、皆さんと一緒にいつかは大分トリニータに戻ってこれたらと思っています」と語り、会場からは大きな拍手が沸き起こった。
後半戦はファンボ監督がPKのキッカーに
さあ、試合は後半戦に突入。
デカモリシの愛称でも親しまれた森島康仁とミスタートリニータ・高松大樹が激しい競り合いを繰り広げてた。
そして、ファンボ監督がなんと、選手として出場しPKのキッカーを務める。韓国代表時代を彷彿とさせる素晴らしいゴールだ!
約7000人のサポーターが見守る中、胴上げで締めくくる
メモリアルマッチは6対6の引き分けとなり、最後は全員で胴上げをして締めくくった!
試合後、J1神戸で指揮する吉田孝行監督が「いつか僕もこの大分に帰って来れる日が来たらいいなと思っている。きょうは1日ありがとうございました」とあいさつするとドームは大きな拍手に包まれた。
この日、詰めかけた約7000人のサポーターはレジェンドたちとの一日限りの特別な時間を過ごした。
(テレビ大分)