今季、5年かけて初めて成功させた3回転アクセルをフリーで着氷させ、フリーでは3位の135.75点をマークする。

キスクラで感情を爆発させた朝賀俊太朗
キスクラで感情を爆発させた朝賀俊太朗

キスクラでは嬉しさのあまり感情を爆発させるなどしていた朝賀は、念願の舞台へ初めて挑む。

6位は垣内珀琉。

今できる最高の演技を披露した垣内珀琉
今できる最高の演技を披露した垣内珀琉

ケガを抱えながらのラスト全日本ジュニア。シニアを見据え構成を下げ、演技構成点で勝負した。

“ラスト全日本ジュニア”を見届けるために田中刑事コーチも見守る中、今できる最高の演技を披露する。本人も驚きの全日本出場権を獲得した。

初の全日本出場を決めた森遼人
初の全日本出場を決めた森遼人

7位は森遼人。

ジュニア2年目の森はショート1番滑走でノーミス演技と、良い流れを作った。

ショートとフリーともに冒頭の3回転アクセルを決め、初の全日本への切符をつかんだ。

「思い切り」挑んで全日本の切符を勝ち取った蛯原大弥
「思い切り」挑んで全日本の切符を勝ち取った蛯原大弥

8位は蛯原大弥。

ショートは3回転アクセルを失敗してしまい、8位と出遅れる。

フリーも今季挑み続ける3回転アクセル2本と4回転トゥループは成功ならずも、その後崩れることなく演技をまとめた。

「思い切ってやるしかないって思ったので、もう思いっきり行きました」

結果はフリーも8位で総合8位となり、最後の全日本への切符を勝ち取った。

メダルを掲げる(左から)高橋、中田、西野
メダルを掲げる(左から)高橋、中田、西野

【男子】
1位 中田 璃士(TOKIOインカラミ)220.47点
2位 高橋 星名(木下アカデミー)212.99点
3位 西野 太翔(神奈川FSC)208.49点
4位 植村 駿(ユニバースFSC)206.92点
5位 朝賀 俊太朗(関西大学)201.00点
6位 垣内 珀琉(ひょうご西宮FSC)187.93点
7位 森 遼人(MFアカデミー)184.82点
8位 蛯原 大弥(駒場学園高校)184.23点