都内にある接骨院。
この記事の画像(10枚)そこで、施術を行っているのは「筋骨隆々」、「金髪」がトレードマークの生井宏樹(なまい・ひろき)院長です。
施術を終え、患者さんと隣の部屋に向かうとそこにあったのは、なんと「ボクシングジム」。
参加者:
ワン、ツー、アッパー!
しかも、トレーニングをしているのはシニアの方ばかりです。
参加者:
今度78歳です。11月で。あはははは。
実はここ、70歳以上を対象にキックボクシングを行う“異色の接骨院”なのです。
生井宏樹さん:
(キックボクシングは)体感を使うとか、足を上げるっていうのもやっていれば、なかなか転びづらくもなるしそしたら、事故とかけがとかが予防できるのかなと。
そんな生井さんは、元プロのキックボクサー。現役引退後に開いた接骨院で、多くの高齢者と接し“足腰の重要性”を感じて、シニア向けのキックボクシングを始めたのです。
生井宏樹さん:
接骨院って不調を訴えて来る。マイナスからゼロにするっていうのが接骨院の役割というか、ゼロからプラスにするのが運動とかジムの役割。
このジムに通う最高齢は93歳の女性。当時は、松葉杖をついていたそうですが、キックボクシングを始めて2年。今では、90代とは思えない動きを見せています。
生井さんがシニアボクシングを通して伝えたいこととは。
生井宏樹さん:僕がキックボクシング出身ということもあって、キックボクシングを推奨させてもらっていますけど、一番は運動習慣をつけていつまでも元気に歩くということができるようになっていただきたい。
いくつになっても元気に健康でいて欲しいとキックボクシングで伝える生井さんの活動はあすも続きます。
(「イット!」10月25日放送より)
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