手話と音声によるコミュニケーションを円滑にしようと大手電気通信会社、ソフトバンクが開発を進める最新技術を使ったサービスの体験会が11月5日、岡山市で開かれました。
手話を認識してリアルタイムで文字に変換するサービス「SureTalk」手話と音声をそれぞれ文字に変換しチャット形式でコミュニケーションが図れます。
このシステムではカメラでとらえた体の動きをAIが解析し手話を文字に変換しています。そのAI学習用のデータとしてOHKでは手話付きの番組を提供しています。
現在、全国約20カ所で実証実験を行っていて自治体の窓口などでの導入に向け、きょうは岡山市の職員らが体験しました。
(ソフトバンクSureTalk課 田中敬之課長)
「(窓口などで)困った時に 手話通訳者がいない場合でも、手話で簡単な会話であれば 手続きできるということから目指していき、少しずつ様々なシーンに広げていければ。」
一方、サービスを体験したろう者からはもっと使える単語数が増え身近な場所に設置されてほしいと期待の声があがりました。