メジャーリーグ・ワールドシリーズ第2戦で、ドジャースの大谷翔平選手が7回裏に盗塁を試みた際、左肩を亜脱臼した。現地アメリカでの中継では、ケガした直後に大谷選手がフィールドに倒れたまま、トレーナーと症状を確認するやりとりも放映された。
26日(日本時間27日)の第2戦の7回裏、大谷選手は第4打席でフォアボールで出塁し、二塁への盗塁を試みた際にケガをした。アメリカでの中継では、仰向けに倒れた大谷選手が、顔をゆがめて右手で左腕を支えながら「肩っすね」「左」とケガの箇所について説明し、トレーナーから「外れた?」と聞かれ「多分」と答える生々しい肉声が確認できた。
ドジャースのロバーツ監督は第2戦終了後の会見で、大谷選手の状態について「左肩の亜脱臼。今夜か明日に検査を受けて、2~3日中に詳細がわかるだろう」と述べた。その上で、「筋力と可動域は良好である」と明らかにした。
また、ケガの原因については「左膝でスライドし、右足を前に出して、おそらく手を下ろした際に亜脱臼した」と話した。監督らが大谷選手の元に駆け寄った際に、大谷選手本人がそのように言ったという。
26日(日本時間27日)に行われたワールドシリーズ第2戦は、4-2でドジャースが2連勝した。第3戦は28日(日本時間29日)にヤンキースの本拠地・ニューヨークのヤンキースタジアムで行われるが、大谷選手のケガの状況、そして今後試合に出場できるのかが心配される。
ワールドシリーズ ドジャースVSヤンキース
フジテレビ系列で全試合生中継 朝9時~
※11月2日(土)は8時30分~
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