【ジュニア女子】岩本愛子が優勝
東日本選手権には出場した上位9名が進出した。
岩本愛子が東北・北海道ブロック連覇。
ショートでは、今年高校生になったのをきっかけに大人っぽい『Harem』に挑戦。

全身を使った表現とスピン全てで最高評価のレベル4を獲得するなど、ジャンプのミスをカバー。「思ったよりも点数が出た」と本人も驚きの成果を発揮し、首位で折り返した。

続く昨季から継続のフリーは、デザインが気に入っていたという去年の水色衣装をピンクにリメイク。
ショートでミスのあった3回転フリップや後半の3回転のコンビネーションジャンプなどを美しく決め、フリーもトップスコアをマークし完全優勝を飾った。

今大会で岩本は、先輩からのアドバイスでショートでは「Smile」、フリーではひらがなで「えがお」と手に書いて挑んだという。
憧れのスケーターである本田真凜さんの“笑顔”のように「自分もみんなに笑顔を与えられるようになりたい」と常に意識しているそうだ。
今シーズンの目標は「東日本で納得のいく演技をし、全日本ジュニアに進んで去年よりもいい成績を残すこと」。目標達成へ向け弾みをつけた。

【ジュニア女子】
1位 岩本 愛子(駒大附属苫小牧高校)146.16点
2位 工藤 緒心(第一中学校)142.12点
3位 加藤 杏望(札幌第一高校)118.99点
4位 長澤 朋花(盛岡FSC)118.59 点
5位 小田 佳名美(アイビスSC)117.82点
6位 浅利 羚聖(ROYCE' F・S・C)114.01点
7位 常田 香穏(東北高校)112.95点
8位 藤原 愛菜(八戸学院光星高校)106.00点
9位 富永 悠菜(ROYCE' F・S・C)105.67点