香川県綾川町では10月9日、県のオリジナル米、「おいでまい」の稲刈りが行われました。新米の出来はどうだったのでしょうか。

秋風に揺れる稲穂が次々と刈り取られます。綾川町の川染常男さんの田んぼでは、香川県のオリジナル米、「おいでまい」の収穫が行われました。

2014年に品種登録された「おいでまい」は、艶と粒ぞろいがよく、弾力のある食感が特徴です。

(中村香月記者)
「「おいでまい」のおにぎりをいただきます。一粒一粒がしっかりとしたかみ応えがあって、かめばかむほど甘味が出てきて非常においしいです」

米の食味ランキングで最高ランクの「特A」を過去6回獲得した「おいでまい」。暑さに強い品種で、県内では、丸亀市や綾川町などで約5900トンが生産されています。2024年は、シーズンを通して適度に雨が降ったことから穂先が長く、非常に良い品質に仕上がったということです。

(JA香川県 おいでまい生産者部会 川染常男部会長)
「粒張りが良く、食べ応えがあるご飯と思ってもらえたら。いいコメを作ろうと思って作っているので、ぜひ食べてください」

「おいでまい」の収穫はこれから最盛期を迎え、10月下旬ごろまで続くということです。

岡山放送
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