外に出た瞬間、涼しい!…中には、寒いっ!と感じた方もいたかも!?
3日(木)は、前日から前線が列島を通過したことで広く雨が降り、全国的に一気に気温が下がった。
前日2日(水)に最高31.9℃を記録した東京都心も、朝7時過ぎには21.6℃まで気温が下がり、日中も25.4℃までしか上がらなかった。
だが、この“ヒンヤリ”はまたしても続かず… この先しばらくは再び“夏”に戻ってしまいそうだ。
“10年に一度の暑さ”、延長中
9月30日に、10月6日(日)ごろから14日(月)にかけて「“10年に一度の暑さ”になる可能性が高い」として、北海道~九州を対象に早期天候情報が出されていたが、3日(木)更新され、対象期間が17日(木)まで延びた。

全国のこの先2週間の天気予報を見ても、関東から西のエリアでは最高気温が25℃以上となる「夏日」が多く予想されていて、平年以上の“暑さ”が、まだしばらく続く見込みとなっている。
待ち遠しい、実感できる“本当の秋”は、いったいいつ来るのだろうか…
最新の1カ月予報でも…「しばらく“夏”」
3日(木)は、最新の1カ月予報も発表された。
せめて10月後半に秋の気配はありそうか…と資料を見てみたが、書いてあったのは「しばらくは“夏”」という内容だった。
向こう1カ月は気温が「全国的に高い」、特に期間の前半は、北・東・西日本で「かなり高い」見込み、とまとめられていた。
“本当の秋”はいつごろやってくる…?
北海道は例年より暑いとはいえ、この先、最高気温が25℃を超えることはなさそうで、すでに秋が来ていると言えそうだ。
だがほかの地方は、予想が上振れすると25℃を超えてくる可能性があり、まだ「いつから秋」とは言いにくい状況が続いている。
関東は来週半ばに一瞬“秋本番”
しばらくは全国的に“暑い”日が続きそうだが、東京都心では、9日(水)が最高20℃、10日(木)が最高19℃と、短い期間ではあるが、秋本番の涼しさになる予想が出されている。
また、この先の天気図を見ると、8日(火)ごろから、秋雨前線が日本の南の海上に下がる予想もある。
秋雨前線の北側は「秋の空気」なので、以降は各地で、これまでよりはカラッとした爽やかな空気に覆われる日が多くなりそうだ。
少しずつだが秋の割合は増えてきている。
今の時点では「10月半ばまでは“夏”」という予想になっているので、なんとかこの“少しずつの秋”で暑さをしのぎながら、早ければ10月後半~11月あたりに来る“本当の秋”を楽しみに待ちたい。