2024年のよさこい祭りの裏側で踊り子と観客を沸かせた公開プロポーズが行われた。プロポーズは成功!「祭りでのプロポーズが彼らしい」と、彼女の青木さんは笑顔で話した。
よさこい祭りでの感動のサプライズ
2024年も8月9日から12日の4日間にわたって行われた「よさこい祭り」。

高知市のブライダル企業「りぼんウェディング」がプロデュースするよさこいチーム、りぼんde yosakoi「結心」も112人の踊り子が演舞した。
サプライズが行われたのはよさこい祭り本番2日目、柳町演舞場での最後の演舞の直前だった。

スタッフの「どうしてもみんなの前で俺がこれを言いたいってやつがいるんですね、実は横田喜一くんです!」との掛け声で地方車(じかたしゃ)に上がったのは、踊り子の横田喜一さん(29)。
同じく踊り子の青木恵美さん(31)を地方車に招くと、観客も見つめる中ー。

横田喜一さん:
僕のこれからの生涯を使って恵美を世界で一番幸せにします。僕と結婚してください!
なんと地方車で公開プロポーズ!

青木恵美さん:
はい、お願いします!
横田さんの思いは無事届き、よさこい熱冷めやらぬ中“永遠の愛”を誓いあった。
「よさこい」と2人の絆
高知・四万十市出身の横田さんは、よさこい歴18年。

よさこい祭りでの公開プロポーズについて、横田さんは「自分らしく素の自分でおれる状態でプロポーズしたいなと思って。よさこいを踊りゆう時は自分が素の状態で楽しめてるなと思ったんで。あの時の恵美の表情や地方車から見る景色は、自分の人生の中ですごく大切な1ページになったかなと」話す。
横田さんの影響を受け、大阪出身の青木さんも、2023年からよさこいに参加している。

サプライズを本当に知らなくて頭が真っ白になったという青木さんは「よさこい=横田喜一くん。(祭りでのプロポーズは)すごく本人らしいなと」と振り返り、「楽しい時間を共有していつまでも楽しく幸せに過ごせたらいいと思います。よさこいもおじいちゃんおばあちゃんになってもできたらいいねと(2人で)言っていました」と笑顔で語った。
また、2人は10月前半に入籍予定。よさこいで起きた心温まるサプライズ。末永くお幸せに。
(高知さんさんテレビ)