おまちに個性的なスペースが誕生です。中心商店街の一角にお目見えしたシェアオフィス、イベントにも使えるフロアやカフェバーが併設されています。
高知市中心部の京町商店街に面するマンション「ビ・ウェル京町」の1階に、新しい複合型シェアオフィス「和の森 sotoffice」がオープンしました。
明神康喜 記者:
「中に入るとテーブルが並んでいます。ここで自由にリモートワークができるわけです。奥には小さなドアが並んでいます。個室で、シェアオフィスとして利用できます。1人用と2人用があります。靴を脱いで入るスペースは一段低くなっていて、裸足でリラックスして交流会やセミナーができるようになっています」
シェアオフィスは、1人用と2人用あわせて10の個室があり、Wi-Fiや電源などを備えた共用のフロアはテーブルのあるスペース「ワークデッキ」と、一段低く靴を脱いで利用する「グローブ」などに分かれています。コンセプトは「おまちの里山」というだけあって木のぬくもりを感じる内装です。
一番の特徴は併設されたカフェバーです。四万十町にあるシェアオフィスの機能を持ったカフェ「sotoffice」が初めて高知市に出店しました。おしゃれなソフトドリンクのほか、ビールなどのアルコールも提供していて、シェアオフィスを運営する和建設は「仕事帰り、仲間とビールを片手にアイデアを練ったり、異業種の人たちによる交流の場として活用してほしい」と話しています。
和建設 中村恵利子さん:
「ドリンクを飲みながら、リラックスした雰囲気でミーティングしたり仕事したり、イベントをしたりと、これから皆さんに楽しんでいただければ。中心街にありながら、ちょっと奥まって静かな雰囲気も味わえて、リラックスした雰囲気の中でいろんなイベントを開催していただけるかなというのがウリになっている。イベントを活性化させていきたい」
商店街に面するおしゃれなカフェバーが目印のシェアオフィス「和の森 sotoffice」。シェアオフィスとコワーキングスペースは、予約なしで立ち寄ってもドリンク1杯と1時間あたり500円を支払うことで共用部分を利用できます。個人会員は月額5000円(税別)、シェアオフィスは月額2万5000円(税別)から利用できます。
併設されているカフェでは、ドリンクのほか、香川の人気店「As canele」のカヌレが食べられるということです。