6日夜、プロ野球ヤクルトスワローズのユニフォーム姿で始球式に登場した小池百合子東京都知事(72)が、思いもよらぬ事態に見舞われた。

投球後しばらく動けず

「これからもスポーツで盛り上げていきましょう!」

小走りでマウンドに向かう小池知事
小走りでマウンドに向かう小池知事
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声高らかにマイクパフォーマンスを見せ、声援に送られて小走りでマウンドに向かい、始球式に臨んだ。

投球後、大きく体勢を崩した小池知事
投球後、大きく体勢を崩した小池知事

ところが、踏み込んだ左足がマウンドの傾斜で滑り、大きく体勢を崩してしまった。

大きな拍手が送られたものの、小池知事は膝に手を置き、しばらくの間、動かないまま。

やや足を引きずりながらの降板に
やや足を引きずりながらの降板に

その後、スタンドに手を振って笑顔も見せるが、マウンドに向かう時とは一転、やや足を引きずりながらの降板となった。

小池知事は直後に不調を訴え、医療機関を受診した結果、左膝関節を剥離骨折し全治2ヶ月の診断だという。

全治2カ月 当面テレワーク

7月に72歳になったばかりの小池知事、2024年は選挙に大忙しだった。

4月の衆議院補選で乙武氏の応援演説をしていた際には、「つばさの党」妨害行為で演説を中断せざるを得ない事態に発展し、「命の危険を感じるような、そういう場面もありました」と後に会見で語っていた。

そして、7月の誕生日前には公務と並行しながら、厳戒態勢の中で都知事選を戦った。

3期目の当選からわずか1ヶ月。幸先の悪い滑り出しを余儀なくされた小池知事実は、当面テレワークで公務に臨み、毎年出席している15日の東京都戦没者追悼式には出席する予定だという。
(「イット!」 8月7日放送より)

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