パリオリンピック4日目、日本代表が大躍進をみせ、再びのメダルラッシュに列島は真夜中にもかかわらず、大盛り上がりだった!堀米雄斗選手(25)がスケートボード男子ストリートで連覇を果たし、体操男子団体も大逆転で2体会ぶりの金メダルに輝いた。
そんな激闘を見守る選手たちの地元からは、歓喜の声が上がっていた。さらに、朝から金メダル獲得を伝える新聞の号外も配られ「あっぱれ!」といった喜び声も聞かれた。
土壇場での大逆転…堀米雄斗選手が連覇達成
パリオリンピック4日目、日本のメダルラッシュに真夜中の列島は、30日も大盛り上がりとなっていた。朝から金メダル獲得を伝える新聞の号外も配られ、街の人は「あっぱれ!と言いたいです」 「堀米くんは朝見ていたんですけど、まさか(金メダル)取れると本当思わなかった」と多くの人が喜びをかみしめた。
スケートボード男子ストリートでは、東京オリンピック金メダリストの堀米雄斗選手(25)が躍動した。

堀米選手は、決勝前半のランでは4位、勝負の行方は一発の技を競う後半のベストトリックではに委ねられた。

採用されるのは5本中、得点の高い2本。堀米選手は、いきなり1本目から大技を決め、高得点をマークする。

しかし、2本目から立て続けに失敗してしまう。
この時点で順位は7位に後退。金メダルには「96.99」の超ハイスコアが必要となる。 まさに崖っぷちの状況となった堀米選手。

そして、最後の5本目「97.08」という全選手の中で、最高の得点を最後の最後に叩き出し、大逆転で見事オリンピック連覇を達成。

会場からは大きな“ユウトコール”が巻き起こった。
選手たち地元大盛り上がり!体操男子団体金メダル
そして、体操男子団体決勝では、5人選手たちが輝きを放った。

深夜にもかかわらず、日本のエース橋本大輝選手(22)の地元、千葉県成田市のパブリックビューイング会場では多くの人が観戦していた。

しかし、その橋本選手は2種目目の「あん馬」で落下してしまうという、まさかのミスが出てしまう。

そして、ライバル、中国にリードされて迎えた、最終種目の「鉄棒」杉野正尭選手(25)が見事な演技を見せた。

杉野選手の地元、三重県津市のパブリックビューイング会場では、午前3時とは思えないほどの 盛り上がりをみせ、会場から拍手が鳴り止まなかった。


続く、岡慎之助選手(20)の渾身の演技にも地元、岡山市から大歓声が贈られた。

こうした中、トップにつける中国の選手がまさかの2度の落下をするというミスがでた。
そして、全ては最後に控えるエース橋本選手の演技にかかる。

実況:
苦しみました。 しかしつなぎました。日本の橋本!

橋本選手が着地までピタリと決め、大逆転で2体会ぶりの金メダルに輝いた。

激闘を見守った地元の中には涙を流し喜ぶ姿もあった。 体操日本チーム力の勝利だった。
堀米選手や体操団体の躍進で、これまで獲得したメダルは、金6個、銀2個、銅4個の合わせて12個。金メダルの数は世界トップとなった。
(「イット!」7月30日放送より)