病気の影響で下半身に麻ひが残る20代の女性に対し、リハビリ中に性的暴行を加えた疑いで62歳の理学療法士の男が逮捕された。
不同意性交の疑いで逮捕されたのは、神戸市北区に住む理学療法士の男だ。
理学療法士の男は6月と7月の2回にわたって、下半身に麻ひがある26歳の女性に対し、女性の自宅でリハビリを行っている最中に性的暴行を加えた疑が持たれている。
■リハビリ中 下半身に麻ひが残る女性に性的暴行か

警察によると、女性は3年前に発症した病気で下半身の感覚が無くなり、両足に麻ひが残っていた。病気の発症後、懸命のリハビリを続けていて、おととし11月から理学療法士の男が週に1度自宅を訪問し、リハビリを担当していたということだ。
■家族が見ていない隙を狙って犯行か「衝動的にやった」

女性は家族と一緒に暮らしていて、理学療法士の男は家族が見ていない隙に犯行に及んでいたとみられる。
2回目の被害を受けた日に、女性が家族と一緒に警察署を訪れ被害を申告したことで事態が発覚し、檀辻容疑者の逮捕に至った。
調べに対し、理学療法士の男は「衝動的にやりました」と容疑を認めていて、警察は動機や当時の状況について調べている。