禁煙で勝負あり?小池さんは安倍さんを負かすか
東京都の小池都知事が来年2月の都議会に禁煙条例を提出することを表明した。
おそらく成立するのではないだろうか。
飲食店はごく一部の小さな飲み屋さん以外、全面禁煙になるという画期的な条例だ。
実は国も同じ内容の法案を塩崎前厚生労働相が準備していたのだが、飲食店業界の反対で骨抜きにされている。
この話の面白いところは、東京だけは禁煙都市になるのに、全国レベルでは禁煙にならない。他の46道府県は禁煙にならないということ。
つまり、禁煙に関しては安倍首相は小池知事に負けてしまうということ。

愛煙国ニッポンは世界の笑いもの
飲食店の禁煙については先進国のみならず発展途上国でも進んでおり、
日本の現状は恥ずかしい限り。
世界の笑いものになっている。
都条例が成立すれば、国も追随するだろう。
統計では禁煙にすると飲食店の売り上げは一時的に下がるがその後上がるので心配ない。
都に国が追随した例は、美濃部都知事時代の老人医療費無料化や、石原都知事時代のディーゼル規制など色々ある。
国ができないことを東京都がスパッとやって喝さいを浴びるのはまさに都知事の醍醐味だ。
煙たくて絶対行かないフジテレビの喫茶店にも、これでようやく行けるようになってうれしい。
ちなみに、路上の喫煙場所も煙たいので、たばこ会社は金を出しあって、密閉の喫煙空間を作るべきではないだろうか。

喫煙者の健康保険料は倍に
スモーカーに関し、言わねばならぬことはまだまだ沢山ある。
喫煙者は病気になる確率が高いのだから健康保険料を吸わない人の倍にしたらどうだろうか。
ヘビースモーカーは肺癌になる可能性は高いと言われている。
喫煙によって肺癌になった人が使用するオプジーボという高額の治療薬を、吸わない人の税金や保険料で負担するのはおかしいのではないだろうか。