ギリシャを公式訪問中の秋篠宮家の次女佳子さま。
日本時間5月30日、国費で日本の学校に留学していたギリシャ人らと面会し、言葉を交わされました。

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佳子さま:
日本語を教えてらっしゃる?

日本へ留学していたギリシャ人:
はいそうなんです。アテネ大学の日本語専門で2000年から教えております。最近日本の文化に興味を持っている人は、本当に多くなっています。とてもうれしいことなんですけど。

佳子さま:
うれしいですね。今後も日本語の教育であったり、日本文化の普及だったり、どうぞご活躍をお祈りしています。

日本とギリシャの関係が深まることに、期待するお気持ちを伝えられました。

「日本・ギリシャ文化観光年」の記念行事に出席された佳子さま。

鮮やかな杏色のワンピースは、母・紀子さまと姉の眞子さんから受け継がれたものです。

これは 4月の園遊会でも、お召しになっていた一着。佳子さまにとって「特別な装い」なのかもしれません。

佳子さま:
母が子どもの頃に家族でギリシャを旅行したときの写真を見せてもらい、楽しかった思い出話を聞いたことがあります。この度の訪問を通してギリシャの多様な魅力に触れ、また、両国のつながりを実感でき、大変うれしく感じております。

5月26日から、ギリシャを訪れている佳子さま。その様子は、着物姿などの写真とともに現地メディアが、連日報じています。

「東洋のダイアナ ケルキラ島へ」

「プリンセスはギリシャと日本をさらに近づけた」

29日、聴覚障害者を支援する施設を訪問し、ギリシャの手話で挨拶された佳子さま。

佳子さま(手話):
こんにちは。本日はお会いできてうれしいです。

笑顔で人々とふれあい、寄り添う姿を間近で目にした施設の職員は…

聴覚障害施設の職員:
とても謙虚で人間的に強く、温かいお人柄という印象を受けました。このような方が皇室にいるということを日本人は誇りに思っていいと思います。

熱狂的な「佳子さまファン」も・・・

ギリシャ訪問中の佳子さま。終盤となった30日、ある印象的な出来事がありました。

視察の会場を出た佳子さま。すると、小走りで手を伸ばし 一人の女性の元へ…。

佳子さま:
また来て下さったんですか?ありがとうございます。

佳子さまを、“出待ち”していた女性。日本語を学ぶギリシャの学生で、前日にも、佳子さまと顔を合わせていました。

佳子さま:
うれしいです。2回もお会いできてうれしいです。

数日の滞在の間に、すっかり「佳子さまファン」となり、会いに来たというのです。
感激のあまり、佳子さまの手を両手で握り、なかなか離しそうとしませんでした。

佳子さま:
元気で過ごして下さいね。
エフハリスト パラパラパラ ポリ(本当に本当にありがとうございました)

ギリシャの人々を魅了した佳子さま。8日間の日程を終え、明日6月1日、 帰国される予定です。
(めざまし8 5月31日放送)